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記憶域プールでディスク障害が発生したときの復旧方法

2013/11/01

Windows Server 2012では(Windows Server 2012 R2もですが)記憶域プールという機能がありまして、余ったハードディスクを寄せ集めて、クラウド環境みたくディスクの仮想化ができるんです。(記憶域プールの詳細は、この記事をご覧ください。)

でも、キューティー吉本的にはあんまりお勧めできないんです。なぜかと言うと、ディスク障害が発生したときのトラブルシューティングが厄介なんですよ。ここでは、仮にディスクが壊れたところを想定して、VMware Playerで再現してみたいと思います。

記憶域プールのディスク障害対応 障害が発生したディスクを右クリックしてディスクの削除

もしディスクに障害が発生して、OSから認識できなくなったとします。具体的に言うと、HDDがご臨終になったってわけですね。

ここで、サーバーマネージャーの「記憶域プール」を開くと、障害が発生した物理ディスクに!マークがつきます。ここで、認識できなくなったディスクを右クリックして、「ディスクの削除」を選んだとします。

記憶域プールのディスク障害対応 物理ディスクを削除するか確認

すると、「この物理ディスクを削除しますか?」と確認メッセージが出るので、「はい」をクリックします。

記憶域プールのディスク障害対応 代替ディスクを追加した後でないと削除できない

しかし、残念ながら物理ディスクを削除できないんですよ。なぜかと言うと、障害を起こしたディスクの代わりになるディスクを記憶域プールに参加させて、障害を起こした物理ディスクを削除しても問題がない状態にならないと、障害を起こした物理ディスクを削除できないんです。

そこで、もしディスクが壊れたときの対応は・・・

  1. 代わりのディスクを取り付けて、記憶域プールに参加させる
  2. 障害を起こした物理ディスクを、記憶域プールから削除する

という手順なんです。

まずは、障害を起こしたディスクを交換して、再度サーバーマネージャーを起動します。

記憶域プールのディスク障害対応 サーバーマネージャを右クリックして物理ディスクの追加

「物理ディスク」の空白部分を右クリックして、「物理ディスクの追加」をクリックします。

記憶域プールのディスク障害対応 追加する物理ディスクをチェックする

交換後の新しいハードディスクが表示されます。チェックをつけて、「OK」をクリックします。

記憶域プールのディスク障害対応 物理ディスクを追加してから、改めてディスクの削除

新しいディスクが、記憶域ボリュームに追加されました。この後、障害を起こしたディスクを右クリックして、「ディスクの削除」をクリックします。

記憶域プールのディスク障害対応 物理ディスクを削除するか確認

このディスクを本当に削除していいかどうか聞かれますので、「はい」をクリックします。

記憶域プールのディスク障害対応 削除が完了し、仮想ディスクを修復

正常に削除されますと、障害が発生したディスク上にデータがあった仮想ディスクで、MirrorやParityの設定がされていた仮想ディスクの修復作業が始まります。つまり、Mirrorだったらもう一度同じ内容を書き直すといった具合に、データの冗長性を確保できる状態に戻します。

この仮想ディスクの修復作業、かなりの時間がかかります。ディスク容量にもよりますが、軽く数時間はかかると思ったほうがいいでしょう。

記憶域プールのディスク障害対応 仮想ディスクを修復中

修復作業が行われている間、仮想ディスクに!がついたままになります。修復作業が終われば、トラブルシューティング終了。めでたしめでたし。

しかし、これを書くのは簡単なんですけど、実際にやるのはかなり緊張する作業なんです。まず、記憶域プールに追加する新ディスクは、元のディスク以上の容量が要るんです。で、ハードウェアに詳しい方はご存じだと思うんですけど、同じ1GBの容量のディスクでも、実際の記憶容量ってビミョーに違うんですよ。なので、同じ容量のディスクを買ったとしても、実は前のディスクより容量が小さかったって可能性がないわけではないんです。しかも、サーバーマネージャーを使用して、ディスクを記憶域プールに割り当てたら、もうサーバーマネージャーから戻せないんです。

そうすると、もし前のディスクよりも容量が小さいディスクを記憶域プールに追加してしまった場合、障害が発生したディスクを削除したとしても

記憶域プールのディスク障害対応 代替ディスクを追加した後でないと削除できない

というエラーが出て削除できず、かと言って設定をやり直そうにも、すでに記憶域プールに追加してしまったディスクを削除することもできず・・・

はい。これで終了。こうなると、仮想ディスク上のデータを全部バックアップして、記憶域プールを一旦削除して、もう一度記憶域プールの設定をやり直して、データをバックアップから戻す、というすごくやりたくない作業をしないと復旧できないんです。

ま、そもそも記憶域プールというのはSANで仮想ディスク環境を構築するお金がない人が、その辺にあるディスクを寄せ集めて仮想ディスク環境を構築するためのものでして。ちゃんとお金のある人は、SANのストレージを使うべきなんでしょうね。

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