キューティ吉本が使用していたスイッチングハブは10年・・・いやもっと使っていまして、1Gbpsのハブなのにどうにも遅い。しまいにDHCPのIPアドレスの取得に失敗する始末でして、いい加減にスイッチングハブを新しくすることにしました。
IEEE 802.11axだと1Gbpsを上回る速度が出るケースがありまして、こうなると1Gbpsのポート速度だと心もとない・・・というわけで、白羽の矢が当たったスイッチングハブがこれです。BUFFALO 10G/2.5Gスイッチングハブ LXW-10G2/2G4です。
中身は至ってシンプル。本体とACアダプタ、マグネットです。本体は床置き、マグネットのほか、ねじで壁面に取り付けることもできます。
本体の正面はこんな感じ。ファンレス設計なので、音は静かです。
本体裏面です。左側の2つのポートが10G/5G/2.5G/1G/100M/10Mのポート(以下、10Gポートと略します)、右側の4つのポートが2.5G/1G/100M/10Mのポートです。
ポートの左側にはスイッチが3つ。LED、ループディテクション、QoSのスイッチです。
LEDスイッチで、本体LEDをON/OFFすることができます。ループディテクションをONにすると、冗長接続を検出します。QoSをONにすると、10Gポートを優先してデータ送信します。
キューティ吉本は、このスイッチングハブを2つ買いました。一つを1階、もう一つを2階に設置します。で、2台のスイッチ同士を10Gポートに接続しようというわけです。
心配だったのが、スイッチ同士の接続はカテゴリ5eのケーブル。はて、10Gbpsのスピードは出るのかと心配だったのですが・・・
OKでした。10Gbps通信だと、ポートの下の青色LEDが点灯します。
ちなみに、10Gbps通信でないと、ポートの下の青色LEDが消灯します。(写真は1Gbps通信)
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スイッチングハブを交換した結果、伝送速度は変わらないものの、体感速度は向上しました。恐らくは、スイッチングハブの性能が上がったため、遅延が減少したためでしょう。
それにしても、泣き所は2.5Gbps以上のスイッチングハブで、家庭用のものがほとんどない点。なので、結構いいお値段がするんです。ただし、スイッチングハブ同士の接続のように、トラフィックが集中するところを10Gbpsにすると、速くなるのは確かです。
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