スマートフォンって、あれは実はPCと同じようなもんでして、例えばAndroidなんて中身はLinuxだったりするんです。何が言いたいかといいますと、スマートフォンを持ち歩いているってことは、インターネットに常につながっているPCを持ち歩いているのと同じようなものなのです。
(ケータイを持ち歩いているのと同じ感じで考えちゃだめですよ)
・・・ということは、もしかしてスマートフォンって、インターネット経由で攻撃されたり、ウイルスにやられたりする可能性があるんですか? はい、あるんです。ケータイの場合、日本独自というのが幸いして、ウイルスが出回ったという話はあまり聞かなかったのですが、スマートフォンの場合は気を付けなければいけません。なにしろ、スマートフォンのアプリって全世界の人が作っているわけですから。もしウイルスでも作れば、全世界のユーザが感染してくれるわけですから。
Androidにもセキュリティホールが見つかりまして、これは本当に何とかしないと危ないかも。というわけで、Androidにもウイルス対策ソフトがないものかと思ったら、Nortonが出してるんですねぇこれが。キューティー吉本も買ってみました。
ここで「ん?」と思った方もいらっしゃるかも知れません。AndroidケータイだかiPnoneだかを使ったことがある方はご存じだとは思いますが、スマートフォンって基本的にアプリはダウンロードしてくるんです。で、もし有料のアプリであれば、ダウンロードする時点で課金されるんです。普通は。
ところが、Android版のノートンモバイルセキュリティって、なぜか店頭販売なんです。なので、Androidケータイの「マーケット」へ行ってもありません。お店に行ってください。ただし、Amazonとか楽天とかの通信販売で買うという手はあります。
では、中を開けるとどうなっているかというと・・・
CD-ROMもSDカードも入っていません。中に入っているのは、御覧の通りの説明書だけです。
(もっとも、CD-ROMからインストールしろって言われても困るんですが)
その理由は説明書に書いてありまして、説明書に書いてあるURLからダウンロードして、インストールするからです。なので、箱を開けても紙しか入っていないのです。
(ますますもって、ダウンロード販売できないのはなぜだろう?)
・・・で、Androidから指定されたURLへアクセスすると、こんな画面が出てきます。
ここで、氏名とメールアドレスを入力すると、ダウンロードサイトへ行くみたいです。画面の指示に従って、次へ進みます。
予想どおりでした。どうやら、「マーケット」でのダウンロード販売をあえて行っていないのは、氏名とメールアドレスの登録がしたかったんでしょう。「ダウンロード」ボタンをクリックしたら、あっけなくダウンロードできました。予想以上に速かったです。
後は、説明書の指示に従ってインストールします。
ダウンロード販売を行っていない、もう一つの理由と思われるのがこれ。実は、箱の中にはカードが入っていて、ここにアクティブ化コードが書いてあるんです。Nortonを最初に起動するとこの画面が現れまして、アクティブ化コードを入力すればNortonが動くというわけです。