そんなはずじゃなかったと思う前に 在宅・リモート案件が人気の理由とその現実

リモートワークのイメージ

ホテル ヴィラフォンテーヌグランド東京田町 スーペリアクイーンルーム 玄関から窓方向を撮影

リモート案件というのは、テレワークと言って、会社や現場に行かずに、自宅など自分が好きな場所で働く形態の案件です。この場合、社内ネットワークへはDaaS(Desktop as a Service)やVPN(Virtual Private Network)で接続して、離れたところからリモートで接続して仕事を行うケースがあるところからリモート(またはリモート案件)と呼ばれたり、自宅で仕事ができるところから在宅(または在宅案件)と呼ばれるケースがあります。

実はキューティー吉本はフリーランスのエンジニアでして、在宅・リモート案件を行ったことがあります。そこで、在宅ワークって実際のところどうよ・・・というお話をさせていただきたいと思います。

イメージ:在宅・リモート案件は数が少ない

現実:〇 その通り(ただし業種による)

そもそもの話ですが、ITエンジニアに関しては、在宅・リモート案件は少ないです。なぜかというと、ITエンジニアの場合、客先に常駐する案件が多数を占めるからです。サラリーマンでいうところの自社案件、つまり自分の会社に持ち帰って成果物を作成する案件が、フリーランスの場合は在宅案件というわけです。(フリーランスの仕事場所は基本的に自宅というケースが多いため)

システム開発をはじめとして、ITエンジニアが作成する成果物の単価の算出根拠は、人月・人日という単語に代表されるように、成果物の作成にかかった時間に基づいて算出されるケースが多いです。このため、客先常駐案件の場合は現場にいた時間で作業時間を算出できますが、在宅・リモート案件の場合は作業時間の算出の根拠や証跡がないため、作業時間の算出が困難です。客先常駐案件が多い理由の一つが、これです。(他にも理由はありますが)

ただし、ライターや翻訳などのように、成果物となる文章やドキュメントの分量(ページ数や行数、文字数など)を元にして単価を算出している場合、作業時間は単価算出と関係ないので、在宅・リモート案件に向いているといえます。(実はキューティー吉本も、ライターを行ったことがある)

イメージ:在宅・リモート案件はPCが必要である

現実:◎ PCとインターネット環境は必須です

在宅・リモート案件では、E-mailやSkype for Business、Webexなどを使って連絡を取り合います。また、社内ネットワークへの接続に、リモートデスクトップ接続やインターネットVPNを利用しているケースも珍しくありません。

このため、インターネットに接続できるPCは必須で、スマートフォンしかもっていない人は在宅・リモート案件を引き受けることができません。また、PCもインターネット接続も、自前で用意する必要があります。

在宅・リモート案件を引き受けたからと言って、仕事で使用するPCを貸してくれるわけでなありません。ここが客先常駐案件との大きな違いで、客先常駐案件の場合は、PCは常駐先のお客さんが用意します。(むしろ自分のPCを持って行ってはいけないケースが多い)

当然ですが、PCが使える人でないとダメです。どんな案件でも、Windows、Webブラウザ、e-Mailクライアント、Excelの基本操作は、教えなくてもできるという前提になっています。

イメージ:在宅・リモート案件は作業場所を自由に選べる

現実:△ そうとは限らない

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ITエンジニアの場合、要件定義・設計フェーズでドキュメントを作成している場合、PCとインターネットがつながる環境であれば、どこでも作業できます。また、構築・単体テストフェーズも、開発環境を自前で用意したり、開発環境にインターネット経由で接続できるのであれば、どこでも作業できます。ただし、結合テスト以降のフェーズは、基本的に客先に行くケースが多いです。(オンライン会議という手もありますが)

どのフェーズであっても、レビューを行う場合は、客先や現場に行かなければならないケースがあります。また、エンドユーザー様との打ち合わせや納品を行う場合、やはり客先に行くことになります。更に、ネットワーク・サーバー系のエンジニアの場合、成果物が客先にあるサーバーやネットワーク機器のため、構築・単体テストフェーズも客先や現場に行くケースが多いです。

ただし、ライターや翻訳、デザイナーなどで、文書や画像ファイルが成果物で、メール添付などの方法で送付できる場合、納品のために客先に行く必要がありません。なので、レビューも本人不在で行うのであれば、すべての作業を客先や現場に行くことなく行えます。

イメージ:在宅・リモート案件は自由な時間を作りやすい

現実:〇 その通り(ただし限界はある)

まず、自宅で作業を行うと、通勤時間がゼロです。この時間が浮く(しかもラッシュアワーの電車に乗らなくて済む)だけでも、かなりありがたいと言えます。また、在宅・リモート案件の場合、基本的に成果物が完成するかどうかが重要なので、何時から何時まで作業を行ったかは重要視されません。なので、一般的な会社員や、客先常駐案件よりは時間の融通が利きやすいです。

これは在宅・リモート案件に限った話ではないのですが。正社員の場合、スタンバイ、つまり仕事や現場が決まっていない場合や、客先が休日なのに自社が出勤日だった場合でも、原則として自分の会社に出社しなければいけません。ただし、フリーランスであれば出社する必要はなく、自由時間です。(その代わり、お金はもらえませんが)

ただし、仕事が立て込んでくるケースはありますし、前述の理由で客先や現場に行かないといけないケースはあります。また、打ち合わせやミーティングをリモートで行うケースもありますので、いつでも自由な時間が作れるわけでありません。

イメージ:リモートワークだと子育てしながら働ける

現実:△ そうとは限らない

リモートワークや在宅ワークが人気の理由の一つに、自宅で仕事ができるので、子供を保育所に預けなくても仕事ができると思っている方がいらっしゃる点があります。しかし、これはどの程度仕事が忙しいかと、どの程度手のかかる子供なのかによります。

赤ちゃんは別として、そこそこ大きくなった幼児の場合、お父さんやお母さんが自宅にいると・・・

「パパー」「ママー」

・・・と言って寄ってきます。なぜかと言うと、お父さんやお母さんが自宅にいると、構ってもらえると思っているからです。しかし、これで子供の相手をしていると、はっきり言って仕事になりません。そこで、

「今忙しいからダメ!」

・・・なんて言うと、今度は泣き出すんです。

なので、いくら自宅で仕事ができると言っても、ある程度手がかからない年齢の子供でない限り保育所などに預けることになります

イメージ:在宅・リモートのアルバイトやパートがあると嬉しい

現実:× それは難しい

在宅・リモート案件は、主婦に人気があります。理由は、自宅で作業ができるうえ、普通の正社員やパートに比べて時間の融通が利きやすいので、子育てをしながら仕事をしやすいからです。また、子供を保育所に預ける必要がない分家計が助かる、子供が熱を出した時などに保育所から呼び出されたり、急遽有休を取ったりすることがないというメリットもあります。

ならば、自宅でできるアルバイトやパートがあれば嬉しいという話になりがちなのですが、残念ながらそれは難しいと言わざるを得ません。

なぜかというと、在宅・リモート案件は作業の開始・終了時刻の証跡を取ることができず、作業時間に基づいて給料を支払うという、アルバイトやパートの勤務形態に向いていないからです。

在宅・リモート案件は、フリーランスの方が多いです。なぜかというと、フリーランスは基本的に成果物に対して対価を受け取る形態なので、(業種にもよりますが)作業時間はあまり関係ないからです。なので、在宅・リモートで作業をするには、フリーランスの方が有利です。ちなみに、内職も作業時間ではなく、成果物(つまり作った製品)に対して対価が発生するので、雇用契約を結んではいるものの、実態としてはフリーランスに近いです。

イメージ:在宅・リモートだと地方でも都市部でも関係なく仕事ができる

現実:× 都市部の方が有利です

首都圏への人口の流入と、地方の人口の流出に歯止めがかからない理由の一つが、(業種にもよると思いますが)会社や仕事が首都圏に集中しているため。

「在宅・リモートだったらどこで仕事してもいいんだし、地方に住んでいても都市部の仕事ができるんじゃないの?」

・・・と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、やはり首都圏を始めとする都市部の方が有利であるという点では変わりません。

なぜかというと、前述の通り、在宅・リモート案件と言えど、客先や現場に行かなければならないケースがあるからです。また、ライター・翻訳でも、DTP後の原稿に赤入れする形での修正をするケースはありまして、出版社が首都圏だと、急ぎの場合はバイク便で納品することがあるのです。これは、首都圏在住のライターでないと無理です。

更に、

「在宅・リモートだったらどこで仕事してもいいんだし、都市部に住んでいても地方の仕事ができるんじゃないの?」

とも言えるわけでして、

「だったら、人は首都圏に置いておこうよ。」

という話にもなりかねず、こうなると地方の人口流出に、かえって拍車がかかる可能性も否定できません。

まとめ

これはあるエージェントさんから聞いた話なのですが、在宅案件やリモート案件は数が少ないうえに人気があるため、「在宅ワークあります」なんてWebサイトに書いてしまうと応募が殺到しすぎてしまうんだそうです。なので、在宅案件やリモート案件を紹介しているエージェントであっても、「在宅案件あります」「リモート案件あります」とは書かず、案件が出たら随時登録者へ声をかけるケースがあるそうです。在宅・リモート案件をお探しの方は、なるべるたくさんのエージェントや求人サイトに登録して、案件情報を丹念に探すことをお勧めします。

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