「Windows 10が出たっていうけど、最初は不具合が色々あるでしょ? アップデートされてからでないとWindows 10に変えたくないよ。」
・・・と言っているWindows 7、Windows 8ユーザーの皆様、お待たせいたしました。Windows 10のアップデートがついに出ました。だったら、Windows 10 SP1か、Windows 10.1か、と思いきや・・・
Windows 10 バージョン1511 10586
という、何ともビミョーなお名前。しかし、これが従来のWindowsでいうところの、サービスパック級のアップデートなんです。
ただし、アップデート方法は至って簡単。普通にWindows Updateするだけです。
Windows 10、バージョン1511、10586へアップデートできるようになると、大抵の場合[Windows Update]にこう表示されます。ここで、[再試行]をクリックすると、Windows 10 バージョン1511 10586のダウンロードとインストール準備が始まります。(あくまでも手動でアップデートさせるために、こうなっていると思われる)
で、このままWindows Updateを実行して再起動すると・・・
はい。「Windowsをアップグレードしています」という、どこかで見たことがあるような画面が表示されます。これ、Windows 7だかWindows8から、Windows 10へアップグレードしているときに出てきた画面とそっくりじゃないですか。ちなみに、Surface 3で約1時間かかりました。このことからも、従来のサービスパック級の、大幅なアップデートであることがお分かりいただけると思います。
それ故、アップデート前のWindows 10をバックアップとして「以前のWindows」に残すようになっていまして、アップデートが完了したらWindowsのクリーンアップをやり直さないとアップデート前のWindows 10が残ってしまいます。
Surface 3の場合(・・・ていうか、たぶん他の機種でも同じだと思いますが)、2回再起動がかかりました。で、初回サインイン時に5分ほど待たされます。待たされている間の画面がこれ。「すべてのファイルはそのまま元の場所にあります」って、元の場所にないと困るんですけど…
続いて、こんな画面に切り替わります。「新しい機能が追加されました」って、どんな機能が追加されたのか、説明でも出るのかな・・・と思ったら、デスクトップ画面が出ました。おいおい、一体どんな新機能が追加されたの?
はい。これがWindows 10 バージョン1511 10586のデスクトップ画面です。さて問題です。どこが変わったでしょう?
実は、日本語でContanaが使えるようになったのです。Contanaというのは、Windows 10の音声認識機能で、iOSでいうSiriみたいなもんです。なので、スタートボタンの隣のあたりが、Contanaで検索する感じに変わりました。どの程度使えるのか、おいおい試してみたいと思います。
Windows Updateを見ると、Windows 10 バージョン1511と表示されています。1511というのは恐らく2015年11月のことだと思います。Windows 10はWindows最後のメジャーアップデートになるのではないかという噂がありまして、マイクロソフトは今後、メジャーアップデートを数年に一度行うのではなく、細かいアップデートを年に一回行うと発表しています。なので、バージョン標記も年月表示にしたのではないか、というのがキューティー吉本の勘です。
Windows 10から追加されたMicrosoft Edgeも、アップデートされていました。細かい機能は色々改善されていると思いますが、個人的に嬉しかったのはWordPressでファイルをアップロードするとき、ドラッグアンドドロップでできるようになったのと、右クリックで「貼り付け」ができるようになったは嬉しいです。(ていうか、なんで最初からできるようにしてくれなかったんだって感じなのですが)
また、携帯電話ネットワークも変更が入っていると思われます。Surface 3で確認したところ、(LTE)の表示が追加されていました。ただ表示が追加されましただけではなく、モバイルネットワークの接続安定性が向上していれば嬉しいところなのですが。(従来のように、APNがないとか言われ、再起動しないと再接続できないのは勘弁してください)
それから、これはWindows 10のタスクバーなのですが、Surface 3みたくタブレットPCを使えばわかる問題点として、従来はタスクバーのアイコンをタッチしても反応しなかったのです(特にタブレットモード)。このため、電池の消費量がどれぐらいかがわかりにくく、わざわざタブレットモードを解除して、マウスをつないでクリックして確認していたのです。
これが、「タスクバーのアイコンをクリックしたら反応する」に変更されました。これで、電池残量がわかりやすくなりました。
その他、様々なバグフィックスや改良がなされていると思われます。これで、Windows 10へのアップグレードを躊躇していたWindows 7、Windows 8ユーザーの皆さんも、そろそろWindows 10への乗り換えを考えてもいいと思います。恐らく、年末商戦に並ぶPCにはWindows 10がインストールされていて、恐らくWindows 10 バージョン1511 10586が適用済みだと思いますので。
コメント
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Surface 3をお使いの皆様、誠に残念ですが、LTE接続しようしたらAPNがないとか言われ、再起動しないと再接続できない現象は、Windows 10 バージョン1511 10586でも起こることが確認できました。ただし、おおむね接続できない原因がわかりました。
LTE接続しようしたらAPNがないとか言われたとき、「NTT DOCOMO(HSDPA)」と表示されていました。そりゃあ、3G接続できないSurface 3で、HSDPAで接続しようとしたら失敗するわなぁって感じです。また、LTEとHSDPAで、別々にAPNを設定する使用だった場合、そりゃあAPNがないって言われるわなぁって感じです。(Surface 3はLTE接続しかできないため、LTE用のAPNしか設定しないはずなので)
ま、これはどうにかして改善してほしいですね。
Surface 3をお使いの皆様、いつのタイミングなのかは不明ですが、LTE接続しようしたらAPNがないとか言われ、再起動しないと再接続できない現象が改善されていることが判明しました。恐らく、Windows 10 バージョン1511 10586 へのアップデート以降にも累積的なアップデートが複数回行われていまして、これが原因なんだと思います。たまに再起動しないとつながらないときはありますが、以前に比べると快適に使えます。